警察庁情報

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警察庁生活安全局地域課が平成28年6月16日に発表した「平成27年中における山岳遭難の概況」のなかで、発生件数、遭難者、死者・行方不明者が、統計の残る昭和36年以降で最も高い数値となった。」(3年連続の増加)とし、依然と増加する山岳事故の厳しい状況をを指摘した。
また、「全遭難者3,043 人について、目的別にみると、登山( ハイキング、スキー登山、沢登り、岩登りを含む) が75% と最も多く、態様別にみると、道迷いが39.5%と最も多く、次いで滑落が16.5%、転倒が15.3%占めている。 年齢層別では、60歳以上が1,565人と全遭難者の51.4%を占めている。また、40歳以上の死者・行方不明者が307人と全死者・行方不明者の91.6%を占めており、このうち60歳以上が234人と全死者・行方不明者の69.9%を占めている。」 とし、登山事故の未然防止として次の点を強調した。

 

登山計画書の作成、提出

気象条件、体力、体調、登山の経験等に見合った山を選択し、登山コース、 日程、十分な装備、食料等に配意して、余裕のある、安全な登山計画を立 てる。単独登山はできるだけ避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人に よる登山に努める。また、作成した登山計画書は、家庭や職場、登山口の登山届ポストなど に提出しておく。

 

危険箇所の把握

計画を立てるとき、滑落等の危険箇所を事前によく調べる。

 

的確な状況判断

視界不良・体調不良時等は、滑落、道迷い等のおそれがあることから、状況を的確に判断して早めに行動を中止するよう努める。

 

道迷い防止

地図、コンパス等を有効に活用して、常に、自分の位置を確認するよう心掛ける。

 

滑落防止

滑りにくい登山靴等の着用、ストック等の装備を有効に使用するとともに、気を緩めることなく常に慎重な行動を心がける。

 

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