積雪期レスキュー講習会

積雪期レスキュー講習会

平成29年度積雪期レスキュー講習会が1月26日(金)~28日(日)に谷川岳の土合山の家周辺で行われた。この講習会はtotoの助成を受けて開催されたものでクラス1、クラス2、クラス3の3コースの講習を行い、34名が受講した。初日、2日目は寒波のため降雪も多かったが、講習に支障はなく、3日目は青空のもとでのシミュレーションとなった。
開校式後、日本雪崩ネットワーク(以下JAN)の出川講師より今年の雪崩事故報告を受け、雪崩現象について学んだ後各クラスに分かれた。

クラス1はJANのセーフティーキャンプに準じた内容でJANの出川さんが講師として参加、服巻常任委員が主任講師を務め受講者は9名であった。初日は室内にて雪崩現象や雪崩地形、降雪と積雪、積雪の不安定性、雪山・雪崩地形での行動、埋没者の捜索救助等を学んだ。2日目、3日目は屋外での実習となり、行動判断やグループマネジメント、積雪観察や地形利用、捜索訓練等が行われた。
クラス2は15名の受講者で、石田遭対副委員長と一本松常任委員の2班に分かれた。
このクラスは、セルフレスキューを中心とした講習内容で、1日目は全体でビーコン、プローブの基本操作、埋没体験や掘り出しを行った。夕食後、低体温症についてクラス3と合同で学んだ。2日目は2班に分かれ、昨日の捜索活動に加え、初期救助のロープワーク、搬送用梱包、スノーマウント等を学び、3日目、学んだことの一連の流れとしてシミュレーションを行った。

クラス3は基礎技術習得済みの方が対象で、レスキュー技術の習得を目指した講習内容となる。11名の受講者で角田常任委員が主任講師を務め、2班に分かれた。室内にてビーコンやプローブの操作、掘出し、梱包、ロープワークを学び、屋外にて雪面での支点、ロープワークのシステム、雪面観察、捜索演習、ビバークサイトの構築を行った。3日目、シミュレーションとして班毎の救助活動を行った。
今回の受講生は今までに比べて意識も高く、非常に効率よく講習を進めることができた。ビーコンの操作方法を予習してきてもらうことで、より効率的に講習が行えるという意見があった。受講生から申込方法の提案もあり、受講者を増やすためにも今後改善していきたい。

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