SPORT CLIMBING
スポーツクライミング
JMSCA次世代アスリート育成プロジェクト拠点及びコーチ募集について
2024年6月17日
JMSCA次世代アスリート育成プロジェクト拠点及びコーチ募集
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下、JMSCA)は、今後も世界トップチームとして持続的に世界を牽引できるチームを目指し、全国の都道府県連盟(協会)及びクライミング施設と連携し、独立行政法人日本スポーツ振興センター委託事業・課題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム「メダルポテンシャルスポーツ育成のための持続可能なシステム構築支援」(以下、本事業)を、「JMSCA次世代アスリート育成プロジェクト」として実施します。
本事業においてJMSCAは、アスリート育成パスウェイの初期段階(ユースC以下のクライマー)~中期段階(ユース代表)のボルダー育成拠点と、中期段階(ユース代表)のボルダー/リード育成・強化拠点を募集のうえ整備します。ボルダー育成拠点において、ユース強化練習会及び育成プログラム(キッズボルダープログラム)、コーチ人材育成プログラムを実施します。ボルダー/リード育成・強化拠点においては、ユース強化練習会のみ実施します。合わせて、本事業に当たる育成アシスタントコーチを募集のうえ育成します。
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JMSCA次世代アスリート育成プロジェクト概要
背景
日本チームの活躍は近年めざましい状況にありますが、2016年から活躍した選手が主体のチーム編成となっており、ロサンゼルス2028 オリンピック競技大会(以下、ロス大会)で日本チームがメダルを獲得するためには、次世代のスター選手の発掘・強化が重要となっています。そのために公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下、JMSCA)が抱えている課題は以下の3点です。
- 持続可能な選手育成・強化システムが構築できていない。現在、全国にあるクライミング施設とJMSCAは選手育成・強化において、連携が十分にできていない。
- スポーツクライミング指導者数が増加していない。
- クライミング施設の多くはボルダー施設であるため、リード、スピードで世界をリードする施設は国内にほとんどない。
上記の背景のもとJMSCAは、今後も世界トップチームとして持続的に世界を牽引できるチームを目指し、全国の都道府県連盟(協会)(以下、PF)及びクライミング施設と連携し、独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下、JSC)委託事業・課題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム「メダルポテンシャルスポーツ育成のための持続可能なシステム構築支援」(以下、本事業)を、「JMSCA次世代アスリート育成プロジェクト」として実施します。
Ⅰ. 目的・目標
本事業でJMSCAはユース強化選手及びユース代表、19歳以下のシニア代表(以下、ターゲットアスリート)を対象に、集中的な育成・強化を実施することでロス大会においてメダル獲得を目指します。現段階で抱えているアスリート育成パスウェイ*1上の課題を解決しながら、メダルポテンシャルアスリート*2が継続的に発掘・育成・強化できる仕組みを構築します。これらの取組を通じて、課題抽出、計画、実施、検証・評価による改善点の抽出、改善点の計画への反映といったサイクルをJMSCAが持続的に回しながら、アスリートの育成・強化を実施できる持続可能な仕組みを確立し、競技におけるパスウェイモデルの構築、活用を目指します。
※1子どもがスポーツに触れてからトップアスリートになるまでの道すじ
※2メダル獲得の可能性があるアスリート
Ⅱ. 活動項目と内容
アスリート育成パスウェイの初期段階(ユースC以下のクライマー)~中期段階(ユース代表)のボルダー育成拠点と、中期段階(ユース代表)のボルダー/リード育成・強化拠点を募集のうえ整備します。ボルダー育成拠点において、ユース強化練習会及び育成プログラム(キッズボルダープログラム)、コーチ人材育成プログラムを実施します。ボルダー/リード育成・強化拠点においては、ユース強化練習会のみ実施します。合わせて、本事業に当たる育成アシスタントコーチを募集のうえ育成します。
Ⅲ. プロジェクトプロジェクトメンバー
強化委員会、ブロック代表コーチ、指導委員会、アスリート委員会、普及委員会、医科学委員会、河合季信氏(筑波大学・外部有識者)
Ⅳ. 期間
令和5年4月17日から令和7年3月31日まで
Ⅴ. JMSCAスタッフ
ユース/シニア代表コーチ、育成アシスタントコーチ、スピード種目テクニカルアシスタントコーチ
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拠点一覧
【JMSCA強化拠点】
アスリート育成パスウェイ中期段階(ユース強化選手及びユース代表)~後期段階(シニア代表)の強化拠点
施設名 | 住所 | ボルダー | リード | スピード |
岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場 | 岩手県盛岡市みたけ1丁目10 | 〇 | 〇 | 〇 |
スカイピアあだたらアクティブパーク | 福島県二本松市上葉木坂 2番地の3 | 〇 | 〇 | 〇 (分割壁) |
葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンター | 東京都葛飾区東金町8丁目31ー1 | 〇 | 〇 | 〇 |
千葉県立幕張総合高等学校 | 千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1ー6 | 〇 | 〇 | 〇 |
倉吉スポーツクライミングセンター | 鳥取県倉吉市山根 | 〇 | 〇 | 〇 |
rocks CLIMBING GYM | 岡山県倉敷市平田261ー2 | 〇 | 〇 | 〇 (分割壁) |
エフピコアリーナふくやま | 広島県福山市千代田町1丁目1ー2 | 〇 | 〇 | 〇 (1レーンのみ) |
石鎚クライミングパークSAIJO | 愛媛県西条市氷見乙724 | 〇 | 〇 | 〇 |
ノボルト | 福岡県福岡市西区小戸2丁目1 | 〇 | なし | 〇 |
九州クライミングベースSAGA | 佐賀県多久市北多久町大字小侍23 | 〇 | 〇 | 〇 |
【JMSCAボルダー/リード育成・強化拠点】
アスリート育成パスウェイ中期段階(ユース強化選手及びユース代表)の育成・強化拠点
施設名 | 住所 | ボルダー | リード | スピード |
福井県立アーチェリー・クライミングセンター | 福井県福井市合谷町1−5 | 〇 | 〇 | なし |
【JMSCAボルダー育成拠点】
アスリート育成パスウェイ初期段階(ユースC以下のクライマー)~中期段階(ユース強化選手及びユース代表)の育成拠点
施設名 | 住所 | ボルダー | リード | スピード |
ボルダリングクラブハウスTRAILROCK | 福島県郡山市若葉町5−22 | 〇 | なし | なし |
クライミングジムROCKY’N | 栃木県宇都宮市岩原町657 | 〇 | なし | なし |
ボルダリングワールドQRiMo | 静岡県御前崎市池新田4359 | 〇 | なし | なし |
クライミングジム&コンディショニングAIDPIT | 岐阜県瑞穂市本田179−6 | 〇 | なし | なし |
JMSCAボルダー育成拠点及びボルダー/リード育成・強化拠点募集
JMSCAは、次世代アスリート育成プロジェクト実施に当たり、アスリート育成パスウェイの初期段階(ユースC以下のクライマー)~中期段階(ユース代表)のボルダー育成拠点と、中期段階(ユース代表)のボルダー/リード育成・強化拠点を募集のうえ整備します。
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JMSCA育成アシスタントコーチ募集
JMSCAは、次世代アスリート育成プロジェクトに当たる育成アシスタントコーチを募集のうえ育成します。
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