積雪期山岳レスキュー講習会

積雪期山岳レスキュー講習会


平成30年度山岳レスキュー講習会(積雪期・東部地区)



平成30度積雪期レスキュー講習会​(実施概要)
 平成30年度積雪期レスキュー講習会が1月25(金)~27日(日)まで谷川岳土合山の家周辺でおこなわれた。この講習はtotoの助成金を受けて開催されクラス1、クラス2、クラス3の講習を行い43名が受講。 大阪から車で向かいながら沼田を過ぎても月夜野を過ぎても少量の雪しかなく開催に一抹の不安を抱いたが、開催地の土合山の家に着いたら前日からの積雪で1.5mは積もっていると安堵。ここから3日間雪の中での本番さながらの講習が始まった。 
開校式後は全員で日本雪崩ネットワーク(JAN)の出川講師より雪崩現象について学んだ。その後各クラスに分かれ講習開始。
 クラス1は受講生16名。JANのセーフティーキャンプに準じたカリキュラムで1日目は室内で雪崩現象や雪崩地形、降雪と積雪、積雪の不安定性、雪山・雪崩地形での行動、埋没者の捜索救助等。2日目、3日目は屋外。吹雪の中、積雪観察、雪質観察、ビーコン操作等悪天で地形判断等までは出来なかったが講習中に雪崩が実際に発生するなど本番そのものの講習であった。
 クラス2は、受講生7名と8名の2班に分かれ、1日目はビーコン、プローブの基本操作、掘り出し(V字コンベアベルト)、埋没体験等を行い夕食後クラス3と合同で「低体温症」の座学を行う。2日目は午前、午後で入れ替わりビーコン操作、プロービング、スノーマウント構築、初期救助のロープワーク、支点構築、引き上げ、引き下ろし。16時ころより室内で搬送用シート梱包。3日目は前日にスタッフが埋めたダーミーをビーコンを使って捜索、掘り出し、梱包、搬送までをシュミュレーションとして行った。
 クラス3は、受講生12名。このクラスはチームレスキューを基本としたクラスでビーコンやプローブ操作はもちろんロープワーク、支点構築、掘り出し梱包等3日間を通じて本番さながらの講習を行った。
 
平成29年度積雪期レスキュー講習会​(実施概要)

平成29年度積雪期レスキュー講習会が1月26日(金)~28日(日)に谷川岳の土合山の家周辺で行われた。この講習会はtotoの助成を受けて開催されたものでクラス1、クラス2、クラス3の3コースの講習を行い、34名が受講した。初日、2日目は寒波のため降雪も多かったが、講習に支障はなく、3日目は青空のもとでのシミュレーションとなった。
開校式後、日本雪崩ネットワーク(以下JAN)の出川講師より今年の雪崩事故報告を受け、雪崩現象について学んだ後各クラスに分かれた。

クラス1はJANのセーフティーキャンプに準じた内容でJANの出川さんが講師として参加、服巻常任委員が主任講師を務め受講者は9名であった。初日は室内にて雪崩現象や雪崩地形、降雪と積雪、積雪の不安定性、雪山・雪崩地形での行動、埋没者の捜索救助等を学んだ。2日目、3日目は屋外での実習となり、行動判断やグループマネジメント、積雪観察や地形利用、捜索訓練等が行われた。
クラス2は15名の受講者で、石田遭対副委員長と一本松常任委員の2班に分かれた。
このクラスは、セルフレスキューを中心とした講習内容で、1日目は全体でビーコン、プローブの基本操作、埋没体験や掘り出しを行った。夕食後、低体温症についてクラス3と合同で学んだ。2日目は2班に分かれ、昨日の捜索活動に加え、初期救助のロープワーク、搬送用梱包、スノーマウント等を学び、3日目、学んだことの一連の流れとしてシミュレーションを行った。

クラス3は基礎技術習得済みの方が対象で、レスキュー技術の習得を目指した講習内容となる。11名の受講者で角田常任委員が主任講師を務め、2班に分かれた。室内にてビーコンやプローブの操作、掘出し、梱包、ロープワークを学び、屋外にて雪面での支点、ロープワークのシステム、雪面観察、捜索演習、ビバークサイトの構築を行った。3日目、シミュレーションとして班毎の救助活動を行った。
今回の受講生は今までに比べて意識も高く、非常に効率よく講習を進めることができた。ビーコンの操作方法を予習してきてもらうことで、より効率的に講習が行えるという意見があった。受講生から申込方法の提案もあり、受講者を増やすためにも今後改善していきたい。

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